バーフバリ 王の凱旋(字幕版) を観てきた。
インド映画は見たことなく、唐突に歌や踊りが入って明るい作品が多いイメージ。
チラシの謳い文句から、思っていたのとは違っても楽しめるだろうと思って観てきた。
これは続編らしいが前作は見ていない。
ネタバレに考慮していませんのでご了承ください。

とりあえずスケールがでかい。
かっこいい。
美しい。
テンポがいい。
動物がいっぱい出てくる。CGっぽいのもたくさんあったが、CGにしろ本物にしろどうやって撮ってるんだろう…と終始不思議だった。
ゾウ怖い…ゾウ可愛い!怖い…ゾウ可愛い! って感じ。
装飾がチャラチャラ…ジャラジャラ…とにかく金ぴか!チャラチャラ!最高。至高。
布もいい。人のスタイルといい、とにかく漫画の中そのものみたいな身だしなみ。
インドには行ったことがないので本当に現実味がないのだが全てが美しい。
もう最高…王女の懐妊祝いのシーンとか素敵すぎて泣きそうだった。好き。
こういう全く違う文化を観るのが死ぬほど好きなので良かった。良かった。
王母さまとかの座り方も、日本でやったら完全に失礼だけどあの雰囲気とか服とかと相まっても威厳があるし美しい。素晴らしい。語彙力がない。
女の人がとにもかくにも美人。そして強い。かっこいい。
もちろん戦争に出たりはしないのだけれど、王女も剣や弓を扱っていたし、王妃本人が火鉢を頭にのせて歩き続けるとか修行みたいなことをしていた。すごい。
そして精神的にも強い。力強い。
大和撫子的な慎ましやかな美しさとは対照的だけど生命力にあふれていてこちらもすごく美しい。
インド神話の女神がやたらめったら強いのにも納得する。
あと王母さま役の目の見開きかたが上手すぎる。ていうか瞬きしない。すごい。
ヒロイン・デーヴァセーナも強いしとても美しい。あまりにも美人。
ていうか踊りの端役とか下女もみんな美人すぎる。インドすごい。
あとはなんといっても戦闘。
リズミカルで動きが美しくて規模がでかくて主役がタフ。
個人的お気に入りはバーフバリとデーヴァセーナの弓術としならせた木に乗って城攻めするところ。
なんだこれ!ありえんだろ、でもめちゃくちゃカッコイイぜ!!って感じ。
心が少年になる。
背中にアホみたいに矢が刺さってもドでかいハンマーで殴られてもやべー高さから落ちても死なない主人公とラスボス。タフガイすぎる。好き。
ストーリーについてもよかったと思う。
バーフバリが死ぬまでは王道の兄弟の王権争いで、善悪がはっきり分かれて描かれていたので見やすかった。国から追い出されても主人公夫婦が幸せそうだったのが良かった。
ただバーフバリ死んでからのあれこれはいまいちわからないまま観ていた。
親の仇と暴君を倒すためなんだけど、ラスボスがバーフバリの兄貴なのかその息子なのか分かってなかった。誰か教えて。
一応前回のあらすじが最初にあったけど、長くない…?ていうか前回の一本分でこんなにやったの?てか主人公死んでない?この続きにもうやることなくない?と思いながら本編が始まったのだが、主人公生きてる。どういうこと?
半分くらい観て、ようやくあらすじの6割くらいは今回のあらすじだったらしいことに気付いた。
めちゃくちゃネタバレ。
そういうこともありつつ、名前や顔がややこしいというか私の認識能力に難があるのでこれは息子か?同一人物か?ごちゃごちゃになったまま観ていた。
それでもひたすらアクションが楽しかったのでなんの文句もない。というか私の頭が悪いだけだ。
そしてインド映画特有の歌と踊り。確かに突然始まって終わって、ミュージカルぽい。
でもシーンに合ってるし、音楽自体がめちゃくちゃいいし、踊りもいい。
歌と踊りのところだけ切り繋げたのを作業のお供にしたい。
とにかく面白かった。
インドってすごい。改めてそう思った。
次は映画前の予告で気になったブリムストーンを観たいな。
PR
COMMENT