ツイッターで実況してたのをそのまま載せてます かなり自論まみれですが、少しでも参考になれば嬉しいです

切り絵やってみたい、とフォローしてくださった方がいたので、これから作る奴を実況してみようかな、と思います タグつけるので、参考になれば嬉しい 分かりにくいところや質問があればリプ飛ばしてください できる限り答えます
んーと、とりあえず「一般的な切り絵の作り方」ではなく私の作り方を詳しくしていこうかと 下書きについては赤と青のシャーペンで描いてます 青が実際に切る予定の線になります

自分が作る上で、大前提にしてるのが「全ての線がつながってる」ことです 切り絵の醍醐味だと思ってるのと、単に貼るのが面倒だという2つからです(今回のは台紙に貼らないので必然ではあります)
髪の毛は大きいパーツで作ると失敗したときのダメージが大きいので、おおざっぱに輪郭分ける→髪の流れにそって描き込む を繰り返してます ストレート髪でもできるだけ短く単調な線に分けると失敗しにくいです

衣服も可能な限りシワに頼る!頼りまくり!イラストではよく途中でシュッと終わらせることが多いけど、私は描くのも切るのも苦手なので繋げるのが好きです(シワに見えないこともよくある)

顔も描く場合は、ポーズとか角度とか影とか考えて、自然に繋がるようにするのが無難です 口は鼻下とか顎のラインに沿って強引に繋げるのも好きです …でもオールバックとか四白眼はノーサンキューなのです

どうしても口がつながらん!って時に思い切って顔に影かけてみた奴 方法としてはオススメだけど、どうしても悪の組織みたいな雰囲気になってしまうので、作品全体の雰囲気と合ってないとヒエーってなります!(なりました)

こう…細長いモノを描くにしてもある程度入り組ませた方が切りやすいし、切ったあとも安定します 一本ずつヒョローンヒョローンヒョローンってなってると失敗したときが面倒です

道具については カッター、紙、カッターマットになるものがあればできます 私はコピー用紙に下絵を描いて、切る紙にマステとかホッチキスとか両面テープとかで2枚重ねて切ってます オススメはマステ
カッターのオススメはやっぱりデザインナイフかな 私が使ってるのはOLFAのだけど(持ち心地が好き)、替刃置いてる店が異様に少ないのがネック あとNTの方が刃の切れ味がいいみたいです 刃の度は30°が細かい作業しやすいです
カッターは長時間持っても疲れない、というのが選ぶ基準としては大事な方だと思います メタルボディは大体重くて硬めで、プラスチックとか樹脂素材みたいな感じの奴は重いシャーペン持ってるような感覚……だと思います?(参考にならない気がする)
デザインはモチーフを2、3個に絞って、一つ一つを少しずつ細かくしていくのがやりやすいと思う 他の人の作品とか描きたいものの実物の写真を見ながら 特に他の人の作品は複雑に見えるけど単純なパターンの組み合わせの場合が多いのでめっちゃ勉強になります
紙については、タント紙とか折り紙が一般的らしいです タント紙は使ったことないですが、折り紙は栞とか、小さめのもの作るのにいいです オススメは上質紙ってやつです さらさらで薄いのに中々丈夫で綺麗にできるはず 値段も100均の黒画用紙とあんまり変わらないので是非
折り紙は手軽だけど、耐久性とか、裏が白いのとか、紙がカールしやすいので個人的にはあんまり細かいのには向いてない気がするけど、それでもなんか凄いの作ってる人もいるので何とも言えない<(^o^)>┌┛’,;’;≡三○ あっでも筆圧低い人には扱いやすいかも
魚の鱗を描き込み途中 鯉は切り絵の題材によくあって、見ると大概こんな風に鱗からピョピョッとなってるので真似する(自分で描くっつってもこんなモンです)

下絵完成 今回は実験も兼ねてあえてしてませんが、普段は1番外側の線はもっと太くしてます 失敗しにくいのと、しても保険になるのと、見栄えも労力の割りにかなり良くなるのでオススメです

線から一回り二回り余裕を持って切って、切る紙に固定します 今回は厚口の上質紙にマスキングテープで止めてます 下絵のたわみが気になったり、黒の鉛筆で描いてる人は一回下絵をコピーするといいですよ

マステとか両面テープが無かったり、線画がギリギリすぎて貼れない時はホッチキスもいいです ちょっと浮いて端が切りにくかったりすることもありますが、逆さまに打って、上から押し潰すとあんまり気にならないです

切ります 基本的に1番細かいところとか、失敗したくないところ(顔とか)から始めて、隣接する部分を切っていきます

既に切ったところに1番近い線を切るとか、のがコツ?と言えるのかな あと右利きの人は図の手順で切るのが楽で綺麗だと思います 紙をくるくる回しながら、自分が1番切りやすい方向で常に切るようにするといいです

髪の毛とか、こんな感じのは、順序を考えるとすごく楽です ①と③は両方すぐ近くだけど、③を先に切っちゃうと①とか②を切るのが圧倒的に辛くなります 実際にやりながらパターンを覚えるといいです

力を入れすぎると千切れやすかったり、必要ないところまで切り込んじゃうこともあるので注意してください薄い紙なんかは 本当に切れてんのかこれ って思うくらい軽くても切れるので あとカッターの刃はこまめに替えるのも綺麗に切るには必要です 勿体無いけどね
切ったあと紙がするっと抜けなくても、無理やり引きちぎると悲惨なことになるので カッターの刃を少しずつ入れて外します 大概は切り終わりの刃の入れ込みが足りない場合なので焦らず、やりすぎないように注意するといいです
中途半端な途中経過

あとは根性と愛です 辛くても大丈夫一回乗り切ればクセになる #マゾへの入り口
今回はどこの線も細めにしたいので面積とか関係なく隣接するところを順々に抜いていってます 背景との境目を太めにする場合は、もうちょっと後で抜いてもそんなに苦労しないので細かいところに重点を置けます

0.5mmのシャーペンで描けてるんだから大丈夫だろう~と思ってたら地獄を見た

上にいたキャラは一応切り終わったので今日はこれくらいで……やっぱり集中力を途切れさせないことと、集中出来ない時は無理に進めない方がいいということを思いました

切り絵完成しました〜ん

額に入れるとこんなん 後ろに敷いてる和紙はほんとはもっと青いのに色出てない………

というわけで今回は貼り付けも色つけもないのでおわり……またするときはメイキングぽくしますね たくさんふぁぼありがとうございました〜
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